甘い誘惑


「じゃ、行くか」


「えっ、ちょ…っ」



行くってどこに!?



私は彼に引っ張られて歩き始めた。



強引に肩を抱かれて、その仕草に体が勝手に熱くなる。



「雅博っ!!明日は絶対に私の相手してよね!!」



後ろから、彼女の甘ったるい声が響いた。



もっと必死に追いかけてくると思ってたのに…



よかったと言えばよかったけど…



これから私、どうなるの!?




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