わたしがお母さんになった日 ~16歳の妊娠~
「由衣ちゃん・・・、」

晃司くんが耳元でささやいた。

「おれ、由衣ちゃんのことが、好きで、好きで、たまらないよ・・・。」



「わたしも晃司くんのこと、大好き。」

わたしも晃司くんにささやき返した。



「由衣ちゃん・・・、あのさ・・・、エッチしようか・・・?」



「エ・・・、エッチって・・・。」

晃司くんの突然の言葉に、わたしはとまどった。



「今日は、誰も家にいないしさ・・・。由衣ちゃんはイヤ・・・?」



晃司くんはわたしの目を覗き込んだ。


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