わたしがお母さんになった日 ～１６歳の妊娠～

あらゆる避妊法の中で、最も避妊効果が高いのは、女の子の飲み薬のピル。


毎日正しく飲んだ場合の避妊の失敗率は、一年間に０．１％（１０００人に一人）とのこと。


ただし飲み忘れも含めると、一年間に５％（１００人に５人）も失敗率があること。


ピルを飲んでいても、性感染症の予防はできないので、性感染症の予防のためには、必ずコンドームを付けなければならないこと。


ピルを飲み、コンドームを付ければ、より避妊効果も高まる。




もしもセックスのときにコンドームが破れたり、もれたりして、膣の中に精液が入ってしまったときや、レイプされたりなどしたときには、７２時間以内であれば産婦人科で、緊急避妊という中用量のピルを飲む避妊法を受けられること。


この避妊法は、妊娠を防ぐ最終手段だ。


ただし吐き気などの副作用もあるので、日頃から避妊をしっかりしておくことが大切だ。




ペニスが勃起したときから、少しずつ精子が出ているため、膣外射精(外出し)は避妊ではないこと。


生き残って子宮までやってきた精子の寿命は、通常は３日間と言われているが、元気のいい精子は７日間も生きているものもあり、セックスしたときに排卵しなくても、精子が生きている間に排卵すれば、妊娠すること。