ラッキービーンズ~ドン底から始まる恋~
そのまま唇を割って舌が入り込んできたから、慌てて水嶋の体を押して離れようとした。
けれど腕をつかんでいない方の手で後頭部をがっちりと押さえられていて身動きできない。
突然のことに目をむいていると、同じく目を開けたままの水嶋と目が合った。
射るような視線。
耐え切れなくて反射的にギュッと目を閉じる。
視界が断ち切られると、口内を動く水嶋の舌をよりリアルに感じられて鼓動が一気に加速した。
なんで。
キスなんてもう何ヶ月もしてない。
こんなキス知らない。
それなのに絡み付く舌は私の心の奥底の感情を引きずり出そうとするように優しく熱く動く。
勝手に目に涙が滲んできた頃、ようやく水嶋が唇を離した。
けれど腕をつかんでいない方の手で後頭部をがっちりと押さえられていて身動きできない。
突然のことに目をむいていると、同じく目を開けたままの水嶋と目が合った。
射るような視線。
耐え切れなくて反射的にギュッと目を閉じる。
視界が断ち切られると、口内を動く水嶋の舌をよりリアルに感じられて鼓動が一気に加速した。
なんで。
キスなんてもう何ヶ月もしてない。
こんなキス知らない。
それなのに絡み付く舌は私の心の奥底の感情を引きずり出そうとするように優しく熱く動く。
勝手に目に涙が滲んできた頃、ようやく水嶋が唇を離した。