王子様の彼女は天然ガール


逵本パパ Side


來が俺に頼んでくるのは珍しい。




だからその頼みを果たすため、あるところに電話をかけた




<もしもし>


「もしもし。わたしが誰だかわかるかな?」


<分かりますよ〜!…でどーかしましたか?>


「ちょっと話がありましてな。うちの息子の來と胡桃ちゃんのことで」


<なんでしょーか>


「電話で話すとながくなるので今週の土曜にうちに来てもらえるかな?」


<わかりました。じゃ土曜お邪魔させていただきます>





プツッー




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