王子様の彼女は天然ガール
第2章
◇寮生活 Start!
「胡桃ー帰るよっ」
肩にカバンをかけてあたしを待っている美麗。
急がなきゃ!!
「わぁっ!?」
いきなり体勢が崩れた。
…と思ったら。
床スレスレのところで体が止まった
「大丈夫?」
いきなり上から声がした。
見てみると…
スラッとした身長に整った顔立ち。
あっ!この人が転びそーになった私を助けてくれたんだ…
「うん。大丈夫。ありがとね!」
そー言って美麗の方に急いで行った…