恋するカフ・リンクス

だってあのときの昼休み、
もうアタシのこと好きじゃないみたいな言い方してたじゃないの。


「ありがとう。
えーっと注文は…?」

でもアタシは平静を装う。


「そうやなあ、
このピザとコーラ。
オマエは?」

一緒に来ていた友人に彼は聞く。

コウセイが会いに来てくれたっていう思いと。

でもこの会話全部紫竹さんが聞いてるかもしれないという思いと。



なんかすごく複雑だ。




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