恋するカフ・リンクス

「このサンドウィッチのセットと…
コハルは?」


「こっちのケーキセット」


「どちらもドリンクがセットになってますが?」


「ココアで」
「ココアください」


同時に言うアタシたち。

なんか変なの、
なんかおかしい。


「少々おまちください」

そう言って去ってゆく店員さんの後ろ姿をぼんやりみてると紫竹さんが言った。

「本当に…
どうしたらそんな傷負うことになるんだ?」


どうしたらって…。

そんなの。


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