恋するカフ・リンクス

たったそれだけなのに。

どうしたんだろう、
アタシどうしていいかわかんない。


急に熱が出たみたいだ。

「もうっ!
髪がぐしゃぐしゃになるやんかっ!
そっ…それにいっつもいっつも変な奴ってなんやさっ!」


今の気持ちに気付かれないように必死になって答える。

そんなアタシの態度に彼は笑う。


あ…。

そんな顔して笑わないで。

かなりアタシやばいかも。

心臓破裂しそう。




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