恋するカフ・リンクス

「アイツと…
まだ付き合ってくのか?」


コウセイのこと・・・?

「え?
だって…」


「…疲れるだろう?」


たったその一言だけだったのに。


今までの辛い、
哀しい思いが一気に押し寄せてきて泣きそうになる。


あの日、
大丈夫かって聞いてくれて。

そして今日も。


彼のアタシに気遣ってくれてる言葉が嬉しくて。

返事するのも忘れてぼんやりと彼を見る。


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