恋するカフ・リンクス
「そやからさっき言うたみたいにちょっと思い知らせてやって終わりにしよ?
もうアタシもあん時の奴の態度なーんか思い出してもムッとするからなあ」
ムッとしてるわりにはなぜか楽しそうに話す彼女。
「でも…」
そんなこと今のアタシにできる?
コウセイだっていい加減アタシに飽きてきてるんだもの。
それでいて思い知らせるとか難しいんじゃないだろうか。
「コハルちゃんも今まで散々な目に遭わされてきたんやろ?
あーゆーナンパな男は調子に乗るなってわからせんと。
それにそのほうがきっとすっきりするって」