恋するカフ・リンクス

「俺はコハルの想いを尊重する。
だからやるのなら協力するしやりたくないのなら断ってやる」


尊重してくれる。

なんだかその言葉、
すごくうれしかった。


「…そんな風に言ってもらったのって初めて…。
その言葉だけでご飯なしでも生きていけそうな気がする」


「は?」


またなんかアタシ意味不明なこと言った?

でも本当にそう思ったんだけど。





少しの沈黙のあと彼の右手がアタシの湿布を貼っている頬に触れる。


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