愛のあいさつ
まさかこんな未来が待ってるとは思ってもいなかった。
そしてたくさんの人から祝福された。
家族はもちろん、クラスのみんな、先生方、そして梨衣…。
梨衣がいたから私は変わることができたんだ。
梨衣が朝型を勧めてなかったら、私は萩原さんに会うことはなかった。
こんなにも人との繋がりを感じられることはなかった。
「ありがとう…梨衣ぃ~」
「な~に湿っぽくなってるの!
萩原さんに今日報告行きなさいよ?絶対今日よ!!」
「うん、わかった。絶対行くよ!!
あ…梨衣!」
「ん?」
私はどうしても確かめたかった。
「私たち…ずっと繋がってるよね?」