愛のあいさつ
□夜のあいさつ
こんばんは
それから、私は毎朝早起きした。
萩原さんの
「いってらっしゃい!」
が聞きたくて…。
萩原さんは私にだけわかるように手を振ってくれた。
それが嬉しかった。
生活リズムも整ってきて、以前のように寝ぼけるなんてことはなかった。
そんな毎日が続き、もう制服は夏服へと変わっていた。
そして…
私の決断も迫られていた。
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こんばんは