愛のあいさつ
「でもまだ受かったわけじゃないし…。
それにもし受かったら私…。
もう会えないと思う…」
「え…?どういうこと?」
「私外国…たぶんアメリカの大学受けると思う。
さっき呼び出されたのはそのことだったんだ…」
そう言って私はさっきの話を梨衣にした。
「良かった…沙弥。私うれしいよ。
沙弥はこんなにも頑張ってたんだもん!
努力が実ったんだよ。
目的も目標もなく努力してたんじゃないよ。
目的と目標を見つけるために沙弥は努力してたんだよ!
沙弥が遠くに行っちゃうのは寂しいけど、私たちずっと親友だよ!
沙弥なら絶対受かるって信じてるから!!」