愛のあいさつ


「でもまだ受かったわけじゃないし…。

それにもし受かったら私…。

もう会えないと思う…」



「え…?どういうこと?」



「私外国…たぶんアメリカの大学受けると思う。

さっき呼び出されたのはそのことだったんだ…」



そう言って私はさっきの話を梨衣にした。




「良かった…沙弥。私うれしいよ。

沙弥はこんなにも頑張ってたんだもん!

努力が実ったんだよ。

目的も目標もなく努力してたんじゃないよ。

目的と目標を見つけるために沙弥は努力してたんだよ!


沙弥が遠くに行っちゃうのは寂しいけど、私たちずっと親友だよ!


沙弥なら絶対受かるって信じてるから!!」




< 99 / 151 >

この作品をシェア

pagetop