無人島殺人事件
多分、面接の人だろう。
女性同士で何か話しはじめた。
やがて扉が開いた。
三十代くらいの男性が中から出てきた。
オットー達の名前を確認した。
「三人揃ってるし、面接、はじめちゃいましょうか」
そう言うと、男性はオットー達三人を部屋に招き入れた。
部屋は談話室で中央に大きなテーブルがあり、椅子が八席、四席ずつ向かい合わせに並んでいた。
「どうぞお座り下さい」
オットー達三人は横一列に座った。