無人島殺人事件
朝になった。
オットーは歯を磨き、シャワーを浴びた。
軽めの朝食を済ませ、家を出た。
そして、緊急ライフセーバーの受講会場へと向かった。
緊急ライフセーバーの受講会場はバックドラフト消防署だった。
受講開始は9時だったが、オットーは30分も前に着いてしまった。
早く着くのはオットーの習性だ。
受付の方に話しかけると、バックドラフト消防署内部へ案内された。
三階を指示された。
オットーは三階まで階段を昇った。