無人島殺人事件
ミネソタがやんぶーに話し掛けた。
「資材の納入業者がなかなか来なくてさ。
何かの手違いとか渋滞とか、理由はわからなかったんだけど、全然仕事を始められなくってね。
それで、電車なくなっちゃったんだ」
「ふうん。まあ、ゆっくりしていってくれよ。お茶かなんか飲むか」
「飲みたい」
やんぶーはコップを四つテーブルに並べ、冷蔵庫から烏龍茶のペットボトルを取り出した。
そして、コップに烏龍茶を注いだ。
「ありがとう」
そう言って三人は烏龍茶を少し飲んだ。