涙色の背中



スーパーに、歩いていく途中、

公園の隣の道に

沢山の人が集まっていた。


救急車も、止まってて


直ぐに事故が、あったと分かった。


「結依ちゃん!」

結依とは私の名前で。

声の、した方を向くと
そこにはお隣に住むおばさん。


「ゆ…結依ちゃん…」

おばさんの顔色はすごく真っ青で。


「どーしたの?」

私の、声も震えた。


「落ち着いてきいて…

あのね…」
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