私って最強じゃない!?2
翔「みんな一人一人よく頑張った。その成果だな!追試の者は…」
チラッと翔と目があった。なんだよ。
私は追試なんだろ!
いいよ。そんなあわれんだ目で見んなよ。
翔「…一名だ。これは奇跡に近いことだ。」
楓「その追試のヤツは何点だったわけ?」
翔「3教科とも一桁だ。」
奏「…なんか慰めの言葉も出てこねーよ。んで、誰な訳?」
翔「心当たりのあるヤツは残るように。後の自信があるヤツは帰っていい。」
「まじー」「んじゃ、俺帰る」「俺じゃ…ないよな」
―――
教室にのこってんのは…まあ私だけだな。
笑えてくるよ。
まあ適当に埋めて、点が取れただけラッキーじゃん。
翔「なあ。沙羅ってこんなもんだったのか。」
沙「悪いかよ。勉強なんか糞なんだよ!」
翔「まあゴチャゴチャ言っても追試はしないとな。追試は教科書とか見ていいからな。」
沙「やらねーよ。めんどくせー」
翔「やらねーって…お前2年になれねぇぞ。っておい!」
―ガラ
―バシン