私って最強じゃない!?2
―陸人side
テストの結果。何となく俺には分かってた。
だってあれはテキトーだったし。
今頃沙羅はしょーさんと追試してんのかな。見にいきてぇけど、邪魔したくなるんだよな…
部屋に帰って寝るかな…
暇だし倉庫でも行こうかな…
いややっぱ眠い。
ベッドに入ってソッコー寝た。
―ブブブ…ブブブ…
携帯がなった。
誰だよ、俺の睡眠を奪いやがったヤツは。
…しょーさん?
陸「もしもし?」
翔『陸人か?沙羅そっちにいるか?』
陸「何いってるんすか?沙羅はしょーさんと追試してるんでしょ。」
翔『いや…それがな…。機嫌損ねて出てったんだ。ケータイも置いて。』
陸「はっ?意味が分かりません。」
翔『内容は後だ。なんか嫌な予感するだわ!』
陸「そんな心配しなくても帰ってきますよ。」
翔『それならいいんだが、残念ながら俺の予感は外れたことがない。』