私って最強じゃない!?2
戻ってきた舞龍
ヤクザ
―沙羅side
―ザッザッ
分かりやすい気配だよな。足音まで鳴らしてくれちゃって…
「なかなか強い姉ちゃんだね。」
「でも残念ながらコイツらは俺んとこのしたっぱなんだよ!」
―ガッ
不意打ちだ。
気付かなかった…
「連れていけ!」
そこで意識を手放した。
…
……
…んっ
…うん?
何処だ?
誰かに連れてかれたんだよ。
あれ?
―ガチャガチャ
手が動かねぇ。
鎖…いや、手錠だ。手錠で鉄筋に縛られてんだ…
足もだ。
どうする?
これじゃあなんもできねぇよ。