私って最強じゃない!?2
―ガチャ
「気付かれましたか。そうとう気絶してましたよ。」
沙「誰だテメェ!」
「まあまあ。そんなに興奮しないでくださいよ。私は坂倉組の三代目でして。」
沙「坂倉組!?」
「知ってるでしょう。水城組のお嬢さんなら」
沙「残念ながら私はもう水城の人間ではない。」
「ああ?そうなのか。…まあそんなことは関係ないんですよ。私が興味があるのはあなたの身体かな…」
キモッ。
やべーな。あの目はマジだよ…
どうすんだ?足も手も動かねぇのは…足だけでも動けばどうにか…
あの方法なら。危険かも知れないけど。
沙「おっさん。私の身体に興味があるっつったな。足の手錠だけでも外してくれないと動きづらいんだけど。」
「ああ。それもそうだな。まあ足だけなら。」
―カチャ
足のが外れた。足がフリーになればこっちのもんよ!
―ガッ
おっさんのアゴに命中。