私って最強じゃない!?2
今は細谷の車の中。
エコーで影だけみた。
小さくてまだ顔も分からないのに、可愛いっておもった。
「ここでいいかな。」
沙「ダメだろ。ここ違反だぜ。」
「いいの。ここからが保健室に一番近いから。」
「さあ、入ってこれからどうするか決めましょう。」
翔さんと細谷と京谷さんと私。
保健室の鍵を掛けての緊急会議。
翔「ガキがガキ作ってどうすんだよ!」
「出来た命にガキとか言わないでください。」
翔「すいません」
京「塚原には伝えたのか?」
沙「まだ」
翔「早く伝えた方がいいぞ。」
京「学校側は反対はしないが、問題なのは確かだ。検討はしてみるがね。」
―カツカツ…カツカツ
楓「でもマジで陸人の子供嫌いには驚いたよ。」
奏「あそこまで酷いとはね。」
陸「うるせー。いきなし出てくんだから、ビビるに気まってんだろ!」
祐「顔ひきつってたよ」
陸「うるせーな。早く保健室開けろよ。足捻ったんだよ。」
楓「わかったよ。」
―ガッ
楓「鍵かかってんよ。」
陸「あーマジでか。部屋で治す。」
祐「なんだあるんじゃないか。」
ーカツカツカツカツ…