私って最強じゃない!?2
沙「なっ…!いちゃついてなんか…」
陸「羨ましーっか?」
沙「陸人も余計なこといってんじゃねー!!」
―――
沙「明日から私は休学に入る。その前にみんなに言っておきたいことがあってここにいる。」
変な言葉だな…まあいいや。
沙「私は自分が嫌いだった。でも、その事に気付きたくなくて、考えそうになるたびに暴れて。気が付いたらみんな私の周りから居なくなっていた。」
奏「沙羅…。」
そう。あの頃の私は腐ってた。
沙「気が付いた時には大切なものまで失ってた。でも、どう足掻いても取り戻せなかった。」
暗い…
真っ暗ななかを必死に走ってた…
沙「そのうちそれが当たり前になった。光がない暗闇が。私には光を照らしてくれる奴なんて居なかったから。」