今日、サッカー部のマネになります☆
~屋上~

私は静かに屋上のドアを開けた...。

「うわ~どしゃ降り...」



でも1人になるにはちょうどいいよね....。






そう独り言を言いながら、私は雨の滝の中へ行った...。

空を見上げると灰色が一面に広がっていた。







「私...どーしよ...」


びしょびしょに濡れていたけど気にしなかった...。



と、急に屋上のドアが開いて連が来た...。







「お前。何してんの?」

「えっ...。なんか空が見たくて...。そっちこそ何で?」




連は一呼吸おいてから笑顔で言った....。




「お前に会いたくて。」








私は赤くなって下を向いた。







冗談だとわかっていても嬉しかった...。





気持ちが落ち着いてくると今度はなんか悲しくなってきた。




「なーんて言った...」





連が言いかけたその時、


すごい勢いで連の横をびしょぬれの私が走っていった...。





「んだよ...。」






自然と伝う涙を見られたくなかった...。

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