僕は、女性恐怖症

天国?地獄?

いま、僕は地獄にいる。
それは、

「ちょっと、祥ちゃんもっとこっちこないと二人で教科書見れないじゃん。」

横にいる神崎さんと席をくっつけて二人で見ているからだ。

『あの………。か神崎さんそこまで寄らなくてもいいと思うんですけど。』

「祥ちゃん!」

『は、はい。』

(あんまり大声だすと先生に聞こえるよ。)

と思いながら返事をした。
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