僕は、女性恐怖症
僕と綾乃さんは今近くの喫茶店にいる。
僕は、どうしゃべればいいのかわからなかった。
綾乃さんも何もいわなかったのでしばらく無言の時間だけが過ぎていった。

(僕から話さないと。でも、怖いなぁー。ここから逃げたい……。いや、だめだそんなことしたら綾乃さんに失礼だ。)

僕が考えていると、

「祥ちゃん?」

と声をかけられた。

『はははい。』

僕は変な返事をしてしまった。

「何驚いてるの祥ちゃん。まあ、それはいいけど。それより何で私が祥ちゃんの家を知っているか教えてあげる。」

『本当?』

僕は、ドキドキする心臓を押さえながら聞いた。

「うん、本当。」

そういいながら綾乃さんは一瞬、悲しそうな顔を見せた。
しかし、すぐに笑顔に戻すと話し始めた。
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