僕は、女性恐怖症
「私と祥ちゃんは家が近くにあったからまあ、早くいえば幼なじみだったんだよ。」

僕は、驚いてしまった。
確かに、綾乃さんが僕のことを祥ちゃんて呼ぶからなにか関係はあるとは思っていたけど、そんなに小さいときからの関係だとは思わなかったからだ。

『じゃあもしかして、あの時の公園の女の子は綾乃さんなのかな?』

「えっ?何の話し?」

僕は、夢でみたことを綾乃さんに話した。

「あの祥ちゃん?大変申し訳ないけど……。」

『???』

「その女の子私じゃないよ。」

『えっ!そうなの?』

(じゃあ、あの女の子は誰だったんだろう?)

僕は、そんなことを疑問に思っていた。
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