僕は、女性恐怖症
やっと体育倉庫に着いた。

「じゃあ早く済ましちゃおう。」

中山さんは、そういうと奥に物を捜しに行った。

「じゃあ私達も捜して持って行こう。」

綾乃さんも奥に行った。
僕も捜すために奥に行きかけたその時、

ガラ、ガシャン

急に扉を閉められ鍵までかけられてしまった。

「祥ちゃん扉閉めたら暗くて見えないよ早く開けてよ。」

「そうだよ大橋君早く開けてよ。」

奥から綾乃どうと中山さんの声が聞こえた。

『あの、それが開けれないですよ。』

「「えっ?何で?」」

『鍵、閉められてしまったんですよ。』

僕は、なるべく冷静に答えた。

「「うそー!」」

二人の声が綺麗に揃っていた。
< 44 / 87 >

この作品をシェア

pagetop