僕は、女性恐怖症
そして、放課後になった。
僕が、帰ろうとすると貴志に声をかけられた。

「今日は、災難だったな。」

貴志はニヤニヤしながら僕に話しかけた。

『誰のせいだよ。』

「まあ、俺の責任もあるかもしれないが、言ったのは自分だろ?責任持てよ。」

貴志は、笑いながら言った。

『まあ、そうだけどさ。』

僕は、言い返せなかった。

「それより、もう行ったのか?」

『どこに?』

そういうと貴志は、呆れた顔して話した。

「保育園だよ。そこに行けばなんか手掛かりがあるんだろ?」

『そうだけど………。行ってないよ。』

「みたいだな。まあ、いいか。行きたい時に行けば。」

『今週の休みにでも行くよ。』

僕が言った言葉は、貴志にじゃなく僕自身に言った。

「そっか。がんばれよ。」

真面目な顔して貴志は言った。
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