僕は、女性恐怖症
僕は、家に帰ったあとベット倒れ込んだ。

(そうだよ、僕はこれでよかったんだ。僕は誰かを好きになる資格なんかないんだ。僕は、これでいいんだ。)

僕は今、目の前にある嫌なことから逃げ出したかった。
でも、目を閉じても思い出すのは綾乃さんの悲しい言葉だけだった。

(本当にこれでよかったのかな?でも、もうどうしよもないからな。)

僕は、布団を頭に被った。だけど、ただ目の前が真っ暗になるだけだった。
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