僕は、女性恐怖症
その日から僕は、今の現実から逃げるために中山さんと一緒に居た。
それから、一週間の時がたった。
いつもの通り昼休み中山さんと一緒にいる時僕は、中山さんに疑問に思っていることを聞いた。

『あの、中山さん?』

「どうかした?大橋君?」

中山さんは、笑顔で僕に顔を向けてきた。

『何で俺なんかのためにここまでしてくれるの?』

中山さんは、僕の言葉に顔を赤くして答えた。

「私、大橋君のことが前から好きなの。」

僕は、何も答えることが出来なかった。
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