僕は、女性恐怖症
僕は、すべて貴志に話した。貴志は、僕の話しを真剣に聞いてくれた。

「そうか、そんなことがあったのか。でも………。」

『でも………?』

「でも、それでお前が人を好きになる資格がないと言うのはおかしいんじゃないのか?」

僕は、貴志の言葉にカチンときた。

『何でだよ!だって僕は、麻衣ちゃんの事を忘れていたんだぞ!それなのに「うるせーな!」

貴志は、僕の言葉を止めた。
< 78 / 87 >

この作品をシェア

pagetop