夏の夜空に星が煌めく【続編更新停滞中】
act.04『一歩を踏み出す』
煌めくあの星たちのように、
――――『ここにいるんだよ』って煌めきたかった。
ただ、それだけだったの――――。
強がって、
威張って、
不良を演じていた。
けど、それはいらない演技だったんだと。
自分をマイナス方向に持って行っていたんだと。
“彼”が教えてくれたんだ――――。
『一歩踏み出す』朋香Side
――――そんな彼も、他のコのモノ。
それは、
あたしがずっと憧れていて、なりたかった“彼女”だった―――。