恋物語



雨はいつも


やむ時を教えてはくれない。


ただ、降り続く。



いつもと同じ

最終電車のなか

寄り添うカップルを見て



不意に気持ちが
あの日と重なり

思いはあせずに時間は経つのに

雲の晴れない空の涙がまだとまらない。



恋しくて

キミの名前呼んだ


臆病になってたんだ


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