マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
「ごちそうさま」


今日もキレイに食べてくれた連右。


私は自分と連右のお弁当箱を、元に戻す。


「お前がこんな料理出来るとは思わなかった」


「ム!失礼ね!!」


おばあちゃんやお母さんが家庭的な人なので、私も家事は一通り出来る。


初めて知った人にはウルトラビックリされるのよね……?何でだろ。

(↑紀香が天然だから、皆家事しても失敗ばかりと思ってる)


「次、何がいい?」


最近は、私からリクエストを聞く。


「サンドイッチ」


連右のサラ髪が、風になびいてた。


「OK」


笑って了承すると……
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