マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
「「「ええ!?」」」


3人が驚きのハモりをみせたけど、私は2階の空き教室へ走った。


「ハァ……ハァ……ここだよね?」


2階で空いてる教室は、ここだけ。


連右、いるかな………?


カラッとドアを開けたら…………思いっきり腕を引っ張られた。


「キャアア!?」


「――――来ないかと、思った……」


引っ張ったのはもちろん連右で………私は連右の腕の中。


「コ、コラ連右!!離してよっ」


文句を言っても、オレ様連右には通じない。


仕方ないので、そのまま会話をする。
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