マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
「もしもしお母さん!?ごめん、今日遅くなる!!」
『ええ!?今日確か部活無かったわよね?』
「部活じゃないの!もっと大事な用!!また後で連絡するね!!」
『紀……』
お母さんが呼びかけたのも気にしないで、私はケータイを切った。
現在午後6時35分で、外を爆走中な私。
あの後、留雨に言われたの。
『幹居…本当はお前と話したがってたんだ。でもオレがソッとしとけって止めた。逆効果だったけど………』
『単になるべく幹居と紀香一緒にいさせたくなかったオレのヤキモチだったのかも……紀香、ごめんな』
『ええ!?今日確か部活無かったわよね?』
「部活じゃないの!もっと大事な用!!また後で連絡するね!!」
『紀……』
お母さんが呼びかけたのも気にしないで、私はケータイを切った。
現在午後6時35分で、外を爆走中な私。
あの後、留雨に言われたの。
『幹居…本当はお前と話したがってたんだ。でもオレがソッとしとけって止めた。逆効果だったけど………』
『単になるべく幹居と紀香一緒にいさせたくなかったオレのヤキモチだったのかも……紀香、ごめんな』