マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
「Fight♪連右♪」
やけにニタニタ嬉しそうな勇―――……
やっぱり後で覚えとけよ!!
女子の歓声……つか悲鳴?を浴びつつ、席順表を見る。
「神蔵……幹居……ウッワ離れてんなぁ席」
勇が言った。
「そりゃあ五十音順で『か』と『み』じゃな……」
席は右の廊下側からあいうえおで並んでるので、名字が“神蔵”の勇と“幹居”のオレじゃ、距離がある。
「まあ、どうせすぐ席替えするよなーーーじゃあ連右、オレ席ここだから。後でな!!」
勇が自分の机の方に、歩いて行った。
両隣、女だな……
やけにニタニタ嬉しそうな勇―――……
やっぱり後で覚えとけよ!!
女子の歓声……つか悲鳴?を浴びつつ、席順表を見る。
「神蔵……幹居……ウッワ離れてんなぁ席」
勇が言った。
「そりゃあ五十音順で『か』と『み』じゃな……」
席は右の廊下側からあいうえおで並んでるので、名字が“神蔵”の勇と“幹居”のオレじゃ、距離がある。
「まあ、どうせすぐ席替えするよなーーーじゃあ連右、オレ席ここだから。後でな!!」
勇が自分の机の方に、歩いて行った。
両隣、女だな……