マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
けど、オレは決めたんだ。


例え簡単な道ではなくっても………福田を手に入れる。


「…………頑張れよ、連右。後悔だけはするなよ?」


勇が優しく笑いながら、背中を押してくれた。


「――――……おう。ありがとな、勇」


きっともっと時間が経てば、他にも色んな福田が見えて来る。


色んな福田を……すぐ傍で見られたら…………幸せなんだろうな。


さーーーて、男・幹居 連右、高校1年生。


真の底力、見せてやりますか!!





「―――――頑張れよ、女好き」


「だから女好きじゃねぇっ!!」
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