マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
私は夏葉と琴音と、バドミントンに興ずる。


「何か紀香、中学の頃より上手くなったね」


「本当!?ワーイ!!」


パコーン!!


夏葉に褒められて油断していると、すかさず琴音のスマッシュが………


「油断大敵ぃ~~♪」


アナタ……相変わらず負けず嫌いですね………


「あっ!!男子、神蔵君がシュートするよ!」


私が睨むと、琴音が慌てて話題を変えた。


男子は全員でチームを作り、バスケの試合中。


神蔵君がシュートを決めると歓声が沸き起こり、夏葉も嬉しそうに見つめてる。


微笑ましい限りだった。
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