マイルド・ガールとワイルド・ボーイ
どうしてだか、幹居君に私のケガがバレていた。
「だけど幹居君バスケは?」
「休憩中だし、オレのチームまだ試合無いから大丈夫」
ニコリと笑う幹居君。
右手はズキズキと痛いし、夏葉達にも言いにくい。
バレない様に行ったら、女の子に睨まれる事も……無い。
ここは素直に甘えとこう。
「じゃあ………お願いします」
ペコリと頭を下げ、幹居君と保健室に行った。
「先生いないみたいだね。福田さん、オレ手当するよ。座って」
「え!?そんな!」
付き添ってくれた上に手当までなんて、図々しいよ私!
「だけど幹居君バスケは?」
「休憩中だし、オレのチームまだ試合無いから大丈夫」
ニコリと笑う幹居君。
右手はズキズキと痛いし、夏葉達にも言いにくい。
バレない様に行ったら、女の子に睨まれる事も……無い。
ここは素直に甘えとこう。
「じゃあ………お願いします」
ペコリと頭を下げ、幹居君と保健室に行った。
「先生いないみたいだね。福田さん、オレ手当するよ。座って」
「え!?そんな!」
付き添ってくれた上に手当までなんて、図々しいよ私!