Platinum Kingdom【完全完結】
「―――ホラ、貸せよ」
突然、遥翔が私が持っていた3着を取った。
―――え?
私はビックリして、遥翔を見ていた。
すると私の視線は完璧無視され、気にも止めずにレジに行っていた。
「…え!?」
いやいや、ちょっと待ってよ!!
私は急いでレジに向かった。
「以上4点でお会計は32900円です」
4点!?何で?
と疑問に思いながらもそれどころじゃない。
「私が払います!!」
遥翔に買わせるわけにはいかないっ
「いいんだよ、黙って買わせろ」
「いや、でも…」
「いいから」
『クレジットで』と遥翔は言い、ヴィトンの財布からブラックカードを出した。
…すごいな。
普通の高校生が持つようなカードじゃないよ。
ちなみに私は現金主義。
クレジットカードは使い過ぎたら怖いから。