Platinum Kingdom【完全完結】
私はスタバに入り、まずドリンクを買おうと列に並んだ。
辺りを見渡すと、スーツ姿のサラリーマンや、OL、学生などたくさん幅広い年代層の男女であふれかえっていた。
「こんにちは!ご注文はお決まりですか?」
「あ、はい。
スターバックスラテのトールサイズで」
「はい、では――――」
お金を払い、私はら手を持って見渡した。
「…真帆さん、どこだろ…」
見渡しても、真帆さんの姿は見えない。
…まだ来ていないのかな、と思い、私は席に座った。
すると、
「ごめんなさいね、遅れて」
頭上から声がした。