Platinum Kingdom【完全完結】




「お前はいつもいつも深く考えすぎなんだよ…」




そう言いながら、彼は優しく、壊れものを扱うかのように、私を抱き締めた。






「…やっと、見つけた…」


「遥翔…」




遥翔の温かさは、
冷え切った心を温かくして。


やっぱり私には――――…。









「私は、あなたしかいないの…っ」








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