君ニ恋シテル
「えー!なんでよー。
ちょっと会うだけでもどう?」

「ごめん、…今はいいの」

「もうー、彼氏作りなよー。
…押し付けるわけじゃないけど、優奈まだ彼氏いたことないでしょ?
だから、ほしくないのかぁーって思って」

「そりゃあ…ほしいとは思うし、今までだって恋はしてきたこと知ってるでしょ?
ただ付き合うところまでいかなかっただけで…」

「うんうん、それは知ってるけどさ」

「とにかく、今回は断るよ。ごめんね」


亜紀ちゃんはしぶしぶわかったと返事をした。

私達は飲み物を飲み終わるとすぐに家へと帰った。
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