君ニ恋シテル
「なんか、今日は凄かったね」

亜紀ちゃんが珍しく少ししんみりしながら言った。

「うん…まさかケーキ屋に来るなんてね。
二人怒られてないかな」

「大丈夫じゃない?
ってか、逞といっぱい話せてめっちゃ楽しかった!」

亜紀ちゃんは急に明るくなりはしゃぎだす。

あ…やっぱりいつもの亜紀ちゃんだ。
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