君ニ恋シテル
「言ってる意味がわからない」

「またまた照れちゃってー。
優奈ちゃんってイメージ的にはピュアだよな。で、亜紀ちゃんは小悪魔系」

逞がペラペラ喋るのを、俺は星空を眺めながら流して聞いていた。


「俺的に徹平には優奈ちゃんみたいな子があってると思う」

ビールをぐびぐび飲みながら、逞は話続ける。


「できれば二人と話したかったよなぁ。まぁあの状況じゃ100%無理だけど」


いつまで話続けるつもりだ?

次から次へと言葉が出てくる。

ある意味、逞のおしゃべりには感心してしまう。

「…つまり!なんてーの?
結局俺がいいたいのは、中々ここまで印象的っていうか、気になる子達っていないよな」


……………。


「…うん。それはわかる気がする」

「だろ?」

逞の言葉に俺は頷いた。
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