君ニ恋シテル
亜紀ちゃんが指差した方向には、一枚のポスターが貼ってあった。


そのポスターにはBoy★2が写っていて、今週末の日曜日、このショッピングモールで無料イベントをすると書いていたのだ。


「しっ、しかも!
握手もできるの!?
嘘!嘘だよ…」

「だから嘘じゃないから。」


私はポスターをまじまじと見つめ、まだ信じられない気分でいた。
< 27 / 679 >

この作品をシェア

pagetop